
見えない門の防衛戦
VDAC1とコロナウイルスEタンパク質の分子攻防
未だ標的薬なし──SARS-CoV-2のEタンパク質から分子レベルで直接ミトコンドリアを守る世界初の研究レポートが登場。感染後も長く留まり細胞小器官に穴を開けるウイルスタンパク質、それがEタンパク質。最重要器官であるミトコンドリアにもそれが攻撃することまでは解明されているものの、実際にどう起こっているのかは誰も知らない。このレポートでは、その攻撃シーンを分子シミュレーションで世界最初に割り出すことに成功。そして、2つの自然由来化合物が「超分子複合体」を生きた材料のように自己組織化し、Eタンパク質を押し返しながら、一方でミトコンドリアには傷を与えなかったことを記したものである。これらの物質は神経、心臓保護、抗腫瘍作用、ミトコンドリア動態保護や疲労回復などで知られるが、合わせて分析されたことはなかった。
<背景>
我々とミトコンドリアの20億年の契約はあまりにも古く、現代の科学をもってしても未だ謎に満ちている。
類人猿には手が、象には鼻がある。もしミトコンドリアにも同じような器官があったとしたら?
その一つかも知れないのが、その膜に開いたとてつもない数の穴、「ブイディーエーシー1」。
人類はようやくこの穴の重要性に気づき始めたが、10年研究しても基本的なことの半分も分かっていない。取り出すと働きが変わってしまうからだ。...
(商品ページに続く)

筆者紹介
首都圏の国立大学で情報処理を専攻し、日系および英国系シンクタンクで情報分析、電機メーカーで戦略データ分析に従事。その後、2011年に海外移住し、原発事故関連のデータ収集を行いました。
現在は、GPUを活用した独自のパイプラインを構築し、分子ドッキング試験と分子動力学シミュレーションを実施。AIモデル(GPTなど)による認知機能解析と統合し、COVID-19回復や神経機能に関連する分子メカニズムを探究しています。
ルーマニアの神経栄養学者やハーバードのスタートアップと連携し、最先端の科学的知見をこのサイトで提供。科学的アプローチを基に、分子レベルの理解を深め、実用的な洞察を届けます。
現地COVID対策本部に助言。
















